欠陥から家を守ろう コンクリートの品質検査 検査して安心

住宅性能評価制度

住宅性能評価制度とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、平成12年に発足した制度です。

第三者機関である指定住宅性能評価機関が住宅の性能評価を行います。

ここで言う第三者機関とは、施工者と施主のどちら側でもないと言う意味の第三者機関です。

評価会社が工事に立ち合うのは2〜4回。
それ以外は施工会社の自主的な管理となります。
この制度では、コンクリートの品質についての検査はありません。
私が5年ほど前に埼玉住宅検査センターにコンクリートの品質検査の必要性について質問するとJIS規格があるので検査の必要性は無いとの事でした。

ではどうして欠陥コンクリートは生まれるのでしょうか。

提供サービス


コンクリートの品質検査
一般住宅のコンクリート打設では、現在でも加水(水を加え施工をし易くするが行われています。
加水後のコンクリートは、品質が低下し早期にひび割れ等が生じる可能性があります。

昨今のトンネル内コンクリートの剥落事故なども欠陥コンクリートです。

私どもは、長年培ってきた確かな目で納入されたコンクリートミキサー車すべてをチェックし基準から外れていると思われるコンクリートは打設させません。

コンクリートミキサー車に登って品質チェックする事により生コン工場での加水もチェック出来ます。

コンクリートは、セメント・水・砂・砂利などの材料を練り混ぜたものですが材料のバラツキにより性状・強度・耐久性に大きな違いが生じます。
コンクリート品質試験

一般住宅では、東京都に於いて3階建て以上の住宅については、第三者機関が品質試験を行う条例がありますが東京都以外では品質試験を行う条例はありません。

また、施工者側の品質試験では、基準外となるコンクリートはほとんどありません。

お客さん(施工者)にとって都合の悪いデーターを出す事は出来ないからです。

JIS規格があるから安心でしょうか?

JIS工場から納入されたコンクリートでも品質試験で規格から外れ返品になることは少なからずあるようです。                                                  

試験内容

スランプ試験  :コンクリートの固さを調べる試験。

空気量試験   :コンクリートの中に含まれている空気量を調べる試験。

塩 分 試 験    :コンクリートの中に含まれている塩化物量を調べる試験。

強 度 試 験   :所定の強さを有しているかを確認する試験。

検査のご依頼方法
ご依頼は、電話またはメールでお問い合わせ下さい。
工事開始1週間前にご依頼下さい。
(急なご依頼でも出来る限り対応させて頂きます。)

お客様に事前に行って頂く事

工務店または住宅メーカーにコンクリート品質検査が入ることの了解をお取り頂きます。
現場監督の名前・連絡先および基礎工事予定日をご連絡ください。

当社が現場監督様に提出をお願いする書類
コンクリートの配合報告書
inserted by FC2 system