今日はコンクリートの荷下ろしから確認する設計さんの現場です。現場に到着すると土間部分の鉄筋が組み終わっていません。
打設開始時間になると設計さんが現場に到着し、鉄筋の業況を確認し現場監督を叱り始めました「かぶり確保出来て無いし、時間通りに打設出来るのか」自らサイコロで(かぶりを確保する物)かぶりを確保し、鉄筋を結束しています。予定時間通りに打設開始です。
試験をしていると近隣の方が私の試験状況を見ています。
『貴方は空気量を測定するんですね』えっ空気量を測定しない試験業者居るんですかと聞いてみると『あっちの試験屋は空気量を測定していないよ』以前に生コン工場に勤務されていた近隣の方のようで試験の事をよく知っています
少し離れた所から試験状況を見てみると他の道具は洗ってあるのにエアーメーターはセットしてあり針も基準値内になっています。
コンクリートを採取し試験を始めたので近隣の方と遠くから見ているとスランプ試験後にテストピースを詰めています。
やっぱり空気量は測定しません。空気量が分からなくて強度は心配ではないのでしょうか?こんな事をする試験屋ですから強度が出ていなければテストピースを差し替えているんでしょう。